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    COVID-19の、ストレス発散法

     東京アラートが出ているさなか、夜の繁華街へ繰り出す人々の報道が続いています。長く外出を制限してきた、その反動が出ることは仕方のないことです。

     ただ、その反動として夜の繁華街でストレス発散するの、ベストな選択でないことは明らかです。

     でも、ストレスは発散しなければならない。

     実は、生理心理学では脳の研究を通して、ストレスをうまく回避するヒントが示されています。

     細かい研究内容は省きますが、ストレスに対する「対処可能性」という実験結果をみると、「強いストレスが与えられていても、それに「対処」する方法が与えられていれば、ストレスのかかり方は低い」ということです。

     つまり、各個人にCOVID-19に「対処する可能性」があれば、そのストレスはかなり緩和できる、というものです。

     その解消方法はすでに各報道で繰り返し提案されています。

     それは、「無症状でもPCR検査をして感染者だけを隔離」したり、「抗体検査をして自分は抗体を持っているかを知る」ことです。

     そうすれば、外出制限の実施範囲は限定されるでしょうし、COVID-19に対して自分はどこまで行動できるのかを知ることができる。

     それだけでも、ストレスはかなり解消されるでしょう。

     それは、現在アメリカで行われているような強い抗議運動をしてでも、勝ち取りたいストレス発散法でないでしょうか。

     ただし、夜の繁華街で感染が広がっているのは、経営側の苦悩が背景にあったり、または「ただ飲み会が好きなだけ」というのが原因なら、このストレス発散では効果はないかもしれません。

    引用文献:『生理心理学』岡田隆著