特集
««記事一覧へ

    コロナの責任の議論は、中国もアメリカも罪を背負っているところから始めるべき

     「アメリカではパンデミックの責任を中国に転嫁」。
     さらに、「もし新型コロナウイルスのことで中国政府を訴えられるなら、イラク戦争や地球温暖化でアメリカが訴えられる」と、タフツ大学大学院のジョエル・トラクトマン教授(国際法)。
     ただ、COVID19の感染が中国に始まったのだから、「転嫁」ではなく、中国の責任はあきらか。
     それに、イラク戦争のあやまちや、温暖化を引き起こした犯人のなかで、アメリカが主犯格なのもあきらか。
     つまり、トラクトマンは、TVドラマに出てくる、殺人を無罪にする弁護士と同じで、この発言は信用できない。
     議論は、中国もアメリカも罪を背負っているところから始めるべき。